小川ジュニアが4つの柔道王道技習得へ

2015年07月02日 10時00分

父・小川直也(右)の言葉に耳を傾ける雄勢

 暴走王・小川直也(47)の長男で柔道100キロ超級の小川雄勢(18=明大1年)が4つの王道技の習得を目指す。

 

 雄勢は4月に父と同じ明大に進学し、寮生活をスタートさせた。「上下関係? そういうのはあまり言われないです」と伝統の自由な校風に溶け込み、日々成長を続けている。6月28日の全日本学生優勝大会では1年生ながら3試合に出場し、全試合で一本勝ち。明大の黄金時代復活を期す猿渡琢海監督(38)からは早くも来年のキーマンに指名された。

 

 そんな雄勢が取り組んでいるのが、得意技の習得だ。高校時代、圧力だけで相手を制してきた雄勢はまだ代名詞となる技を持たない。目標は世界で勝ち抜ける技を身につけること。父は「大外刈り、払い腰、体落とし、内股。この4つだね。覚えていくのは。重量級はこの4つが王道」と候補を挙げた。

 

 明大の大先輩である講道館の上村春樹館長(64)からも「早く体落としを教えろ」とゲキを飛ばされているという。2020年東京五輪まであと5年。世界のトップにまで駆け上がることを考えれば、残された時間はそう多くはない。

 

 小川も「リオもあるけど、もっと先を見据えて。極めていく」とヤル気で、いよいよ本格的な英才教育を施す考えだ。