柔道リネールが“ナダル愛”を告白

2015年06月13日 10時00分

通訳を務めたバルセロナ五輪銀メダルの溝口紀子氏をお姫様抱っこするリネール

 ロンドン五輪柔道男子100キロ超級金メダルのテディ・リネール(26=フランス)が“ナダル愛”を告白した。

 

 来日中のリネールは10日、東京・多摩市の国士舘大で練習を公開。マリウス・ビゼール氏(57)のスポーツアコード会長辞任を「力のある人が去るのは残念」と惜しむ一方、2020年東京五輪まで現役続行を宣言。「3年前からビデオでの研究はやめた。乱取りの中で研究するスタイルに変えた。山下(泰裕)先生だって見ていなかった」と絶対王者の哲学を披露した。

 

 柔道界きってのテニス通としても有名。世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)や多くの選手と親交があり、全仏オープンのエキシビションに登場したこともある。同5位錦織圭(25=日清食品)がベスト8に進んだ今年の全仏も日本でチェック。さらに競技は違うものの、戦う姿勢を模範にしている選手もいる。同10位ラファエル・ナダル(29=スペイン)だ。「ジョコビッチは偉大な王者。とても感じがいい人だよ。でもボクはナダルのほうが好き。ローランギャロス(全仏)で9回も勝っている。攻撃的でダイナミックだし、感情を出すところがいい」とリネールは神妙に話した。

 

 8月の世界選手権(カザフスタン・アスタナ)で100キロ超級7連覇を達成し、リオ五輪で2大会連続金メダルを獲得すれば、リネールも“V9”に届く。尊敬してやまない赤土の王者が意外なモチベーションになっている。