柔道世界選手権7連覇狙うリネール「世界のスポーツのシンボルになりたい」

2015年06月10日 20時03分

 ロンドン五輪柔道男子100キロ超級金メダルのテディ・リネール(26=フランス)が10日、東京・多摩市の国士舘大で練習を公開した。

 母国で練習相手不足に悩むリネールは昨年に続きチーム・リネールを従え、1日に来日。この日は全日本選手権覇者の原沢久喜(22=日本中央競馬会)らと1時間半、汗を流した。

 5月のワールドマスターズ大会で七戸龍(26=九州電力)に一本勝ち。日本のエースに3戦全勝と負け知らずだ。来日後も七戸に胸を貸したが「練習はよかったですよ。ただ、練習と試合はまったく別だからね。フフフッ」と貫禄たっぷりに話した。

 世界選手権(8月、カザフスタン・アスタナ)では7連覇の偉業がかかる。しかし、リネールの野望は柔道に収まらないという。「世界選手権もオリンピックも取ってるけど、柔道のシンボルじゃなく、世界のスポーツのシンボルになりたい」

 尊敬する他のスポーツ選手はサッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ(35)。「ファンに対していつも笑顔でアピールするところがいい。昨日も朝4時までユーチューブでロナウジーニョのサッカーを見てたんだよ」。リオ五輪で金メダル奪回を目指す日本だが、冗舌な絶対王者に隙は見当たらなかった。