斉藤仁さんの通夜に山下泰裕氏、井上康生氏、小川直也ら600人が参列

2015年01月22日 20時00分

斉藤仁さんの通夜に参列した山下氏

 20日に肝内胆管がんのため死去したロサンゼルス、ソウル五輪柔道95キロ超級金メダリスト・斉藤仁氏(享年54)の通夜が22日、大阪市内の斎場でしめやかに営まれた。
 
 全日本柔道連盟副会長で現役時代、ライバルとして斉藤氏の実力を誰よりも認めていた山下泰裕氏(57)や全日本男子の井上康生監督(36)、女子の南條充寿監督(42)、愛弟子の鈴木桂治コーチ(34)、暴走王・小川直也(46)、五輪3連覇の野村忠宏(40)など関係者約600人が駆けつけ、故人の冥福を祈った。
 
 山下氏は「安らかな笑顔をしておりました。これが対面するのが最後かと思うとなんとも言えない気持ち」と沈痛な面持ちで印象を語った。
 
 強化委員長として2016年リオ、20年東京五輪への指揮を執るはずだった斉藤氏。
 
 山下氏は「『仁ちゃんの魂、志を受け継いで、天国からほほ笑んでくれるよう頑張るから見守ってくれよ』と言いました。みんなで力を合わせて斉藤先生が抜けた穴を埋めていく。日本柔道が一丸となって16年、20年に向かっていかないといけない」と目を真っ赤に腫らして斉藤氏の遺志を継いでいくことを誓った。
 
 山下氏によれば、祭壇に飾られたスーツ姿の遺影は、全柔連のカレンダーに使用されたものだという。明るい性格だった斉藤氏らしい穏やかな表情だった。