日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)は18日、東京五輪の会場でマスクを外した姿が撮影されたことを受けて「改めて注意しないといけないなと思った」と語った。

 大会中に柔道会場の日本武道館に足を運んだ山下会長はマスクを外した状態で関係者らと顔を近づけて会話する様子が一部で報じられていた。

 新型コロナ対策などをまとめたプレーブックではマスクの常時着用が求められていたが、山下会長はこの日の会見で「私自身非常にビックリした。常時マスク着用しているつもりだった。私が会場で何か飲んでマスクを外した直後に後ろから声を掛けられたとか、そんな形ではなかったのかなと。私自身マスクを外して会話するという認識、意識がまったくなかった」と説明。

 さらに「あの写真を見て、いいところを撮ってもらって、気を付けないといかんなと。自分では着けているつもりでも、改めて注意しないといけないなと思った次第です」と付け加えた。