【柔道】阿部一二三が明かす〝平成の三四郎〟古賀稔彦さんへの思い

2021年08月14日 05時15分

始球式でノーバウンド投球を披露した阿部一二三
始球式でノーバウンド投球を披露した阿部一二三

 東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三(24=パーク24)が、3月に53歳で急逝した1992年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの〝平成の三四郎〟古賀稔彦さんへの思いを明かした。

 東京五輪では、古賀さんの弟分でバルセロナ五輪男子78キロ級金メダルの吉田秀彦氏(パーク24総監督)が制作を依頼した古賀さん追悼モデルの時計を、一二三を含む全選手、スタッフが着用。プロ野球の巨人―中日戦(13日、東京ドーム)の始球式でノーバウンド投球を披露後、取材に応じた一二三は「東京五輪で金メダルを取るって約束を古賀先生の顔を見たときに決めたので、本当に金メダルを取れてよかった」と振り返ったうえで「まだ古賀先生には全然及ばないですけど〝令和の三四郎〟みたいな記事(本紙7月26日発行)も見た。本当にみんながそう言ってくれるような選手になりたいなと思った」と神妙に語った。

 金メダルにも満足はしていない。「全然やり切ったとかは思っていないので、より一層頑張っていきたい」。三四郎の名を継ぐ男として、さらなる高みを見据える。

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