柔道王・吉田秀彦氏が嘆く若手の消極性

2014年11月13日 16時00分

“三四郎ジュニア”の古賀颯人(左)を指導する吉田氏

“柔道王”吉田秀彦氏(45=パーク24監督)が12日、柔道の全日本男子ジュニア強化合宿(東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)で臨時コーチを務めた。

 

 吉田氏とともにバルセロナ五輪で金メダルを獲得した古賀稔彦氏(47)の長男、古賀颯人(17=愛知・大成高)ら2020年東京五輪を目指すジュニア選手が66人参加。吉田氏は「ジュニアのころは、やっていて一番、伸びる時期。今頑張らないと、先はないと思う」と訓示。「世界に出たときに必ず得意技が必要になっていく。得意技があるから世界で勝てる」と、組み手の重要性などを目の前で実践しながら指導した。

 

 約1時間30分の指導を終えた吉田氏は、若手の消極性を嘆いた。「組み方が下手。なかなか組まないし、投げられないようにしようと、組むことを恐れている。投げられてもいいから、勝負しないと勝てない」。さらに「合宿では日頃、練習をできない強い選手と練習し合ってほしい」と注文をつけた。

 

 この日は、わずかな部分しか伝授できなかったが「オリンピックでメダルを取るための力になれればいいなと思っています」。今後もジュニア指導に積極的に関わっていく意向だ。