【柔道世界選手権】“真面目過ぎて”メダル逃した高市

2014年08月27日 16時00分

【ロシア・チェリャビンスク26日発】柔道世界選手権2日目、男子66キロ級で、初出場の高市賢悟(21=東海大)は5位でメダルを逃した。

 

 あと一歩、及ばなかった。高市は準決勝でプリャエフに優勢負け。外国人初黒星を喫した。さらに3位決定戦でもザンタラヤ(ウクライナ)に敗れ、5位に終わった。

 

「想定以上の力でこられて対応できなかった。初めて世界のトップと試合をして、自分の力を知ることができたが、負けたら意味がない」と悔しさをあらわにした。東海大の上水研一朗監督(40)は「本当に一生懸命やる子だけど、発想が固い。真面目過ぎて結果が出なかった」と弱点を指摘した。昨年同期の60キロ級代表・高藤直寿(21)と寮の相部屋になったことで才能が開花したが、世界の大舞台は厳しかった。

 

 父・敦広さん(44)が愛媛・とべ動物園の飼育員を務めている影響で、6歳の時にホッキョクグマのメス「しろくまピース」と3か月間暮らした異色の経歴を持つ。ピースに金メダルを報告する約束は、来年までお預けになった。