松本薫「金メダル取ったら畳の上でお面」

2014年08月21日 16時00分

赤羽駅でお面をかぶってポーズを決めた松本(左から2人目)ら柔道女子選手たち(写真提供・田代未来=左端)

 25日に開幕する柔道世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の日本代表が20日、成田空港を出発。ロンドン五輪以来の世界大会優勝を狙う女子57キロ級代表の松本薫(26=フォーリーフジャパン)が珍パフォーマンスで周囲をあぜんとさせた。

 

 出発直前、出国ゲート前に松本がバッグから取り出したのは、「烈車戦隊トッキュウジャー」の青いお面。直前の最終合宿中、同じ57キロ級代表の宇高菜絵(29=コマツ)、63キロ級代表の田代未来(20=同)ら5人で買い出しに出かけた際、赤羽駅前で発見し、入手したという。

 

「駅前にお面が5個あって。『あーっ!』って」と興奮はいまだ収まらない様子。子供のころ、「忍者戦隊カクレンジャー」のファンで「カクレンジャーごっこしてました」と胸を張る松本は、もともと戦隊ものには目がない。松本はお面を購入したその場で5人による「柔道戦隊ジュウレンジャー」の結成を宣言。店員に頼み込み、さっそくポーズを決めてカメラで写真に収めた。

 

 赤羽駅前の一般人を震撼させたことは間違いないが、世界選手権にわざわざ持参するのには、もちろん狙いがある。「畳の上で披露します」。金メダルを獲得した際にヒーロー(ヒロイン?)に変身し、その姿で首からメダルをぶらさげるという仰天公約をしてみせた。

 

 一方、1個600円のお面を男気じゃんけんの末、すべて買わされた宇高は「買いたくなかったけど、みんなの笑顔が見れたからいいや」と割り切りつつも、松本のはしゃぎっぷりにややアキレ気味。鼻歌交じりに出発した松本とは対照的に「あれかぶってホテルでやるんじゃないですか…」と試合前からの“全員集合”を覚悟し、遠い目で機上の人となった。