女子柔道の南條充寿監督(42)が、柔道世界選手権(25日開幕、ロシア・チェリャビンスク)へ向け、女子代表に「くれない族」からの脱却を期待した。昨年の世界選手権では22年ぶりの個人戦金メダルゼロに終わったが、暴力・パワハラ問題の影響もあり「準備不足でした」と敗因を分析。代表を「~してくれない」の略称で他力本願的な若者を意味する「くれない族」と称し、意識改革に着手。練習中も大声を張り上げたり課題を押しつけることはせず、選手に自覚ある行動を促した。「手ごたえを感じている。早く試合したいです」と決戦を待ちわびている。
女子柔道復権へ「くれない族」意識改革へ
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