【柔道】6月世界選手権の女子代表が決定 金野強化委員長「パリ五輪へのスタート」

2021年04月03日 19時18分

会見に臨んだ金野強化委員長

 五輪の代表選考に漏れた選手たちが悔しさをぶつける。柔道の世界選手権(6月、ブダペスト)の代表選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)の第1日が3日、女子7階級で行われ、試合後に行われた強化委員会で代表選手が決定した。

 今大会には五輪代表は参加していないため、各階級で48キロ級の角田夏実(28=了徳寺大職)をはじめとする五輪代表補欠が順当に選出されたものの、発表会見に臨んだ金野潤強化委員長(54)は「オリンピック前の世界選手権ということでイレギュラー。各階級(五輪代表の)1番手がいないという状況で、大会数も少ないため、実績をしっかり見極める必要があった」と選考の苦労を明かした。

 続けて「五輪代表を最後まで争って悔しい思いをしたメンバー。(2024年)パリ五輪という夢のスタートラインに立ったので、しっかりスタートダッシュを決めてほしい」と期待を寄せた。

 また代表9枠の残り2枠は48キロ級で今大会準Vの古賀若菜(20=山梨学院大)、78キロ超級で優勝した冨田若春(23=コマツ)が選出。

 女子代表の増地克之監督(50)は「古賀は今大会決勝で角田に敗れたものの、(2024年)パリ五輪に向けて非常に有望。冨田は講道館杯、皇后盃から3連勝している。(代表補欠の)朝比奈(沙羅)と比較しても互角ではないか」とそれぞれの選出理由を述べた。

 世界選手権個人戦の各階級代表は以下の通り
 ▽48キロ級 角田夏実(28=了徳寺大職)、古賀若菜(20=山梨学院大)
 ▽52キロ級 志々目愛(27=了徳寺大職)
 ▽57キロ級 玉置桃(26=三井住友海上)
 ▽63キロ級 鍋倉那美(23)
 ▽70キロ級 大野陽子(31=コマツ)
 ▽78キロ級 梅木真美(26=ALSOK)
 ▽78キロ超級 朝比奈沙羅(24=ビッグツリー)、冨田若春(23=コマツ)

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