柔道界にニューヒロイン!“オール一本女子”黒木七都美

2014年08月06日 16時00分

成田市のゆるキャラ「うなりくん」と並んで笑顔を見せる黒木

 高校柔道界にニューヒロインが誕生した。全国高校総体(インターハイ)柔道女子個人戦(5日、千葉・成田市体育館)、52キロ級は黒木七都美(17=愛知・大成高2年)がオール一本勝ちで初優勝。「(決勝は)ずっと勝てない相手だったので、うれしさが込み上げて…」と歓喜の涙を流した。

 

 大躍進した黒木の原動力は、同校OGで世界選手権(25日開幕、ロシア・チェリャビンスク)48キロ級代表、近藤亜美(19=三井住友海上)との約束にあった。黒木によると、近藤が卒業した3月に「絶対、一緒の舞台で戦おう」とオリンピックや世界選手権での“共闘”を誓い合ったという。

 

 今大会も直前の2日に激励を受けた。先輩の背中を追い掛け、追い越したい一心で厳しい練習に耐えた。近藤がインターハイを制したのは高校3年時。1年早い栄冠に黒木は「一つ超えれたんでうれしいです」と笑顔をはじけさせた。

 

 両選手を育てた大石公平監督(39)は「近藤がああいうところに進んだことによって、みんなが『私も私も』ってなってる。黒木は特に近藤にライバル意識がある」と話した一方で「この結果を聞いてまたアイツ(近藤)も頑張ると思う」と相乗効果を期待。愛弟子2人のさらなる活躍を確信している。