“デキ婚”柔道世界王者に贈られた辛口お祝いの言葉

2014年07月31日 07時30分

世界選手権連覇を目指す高藤のデキ婚に周囲は困惑

 昨年の柔道世界選手権男子60キロ級金メダリストの高藤直寿(たかとう・なおひさ=21、東海大)の“デキ婚”が思わぬ波紋を広げている。

 29日、井上康生監督(36)と会見した高藤は元柔道強化指定選手(25=名前は非公開)と6月30日付で入籍したと発表。1年半の交際期間を経た夫人とは同居を始めており、第1子となる男の子は11月に生まれる予定。高藤は「自分がだらしないんで、ちゃんと怒ってくれる。怒ると怖いけど優しい。最近も『トイレのドアを閉めなさい』と言われた。理想は井上先生みたいな家庭です。もう尻に敷かれています」と年上女房にぞっこんだった。

 一方、高藤はまだ東海大の3年生。学生という立場もあり、周囲は全員が手放しで祝福…とはいかなかった。高藤が世界王者になった後、私生活を含めて王者らしい振る舞いを心がけるよう言い聞かせてきた井上監督は「自分自身で起こしたことですから『責任を持ってやれ』という話をしました。(発表は)彼自身のケジメでしょ」。随所に温かいエールを送りつつも、同じ愛弟子の中矢力(25=ALSOK)の婚約会見とは違う反応を見せた。

 また別の代表関係者も「高藤だから許される。学生はプロじゃない。子供たちが高藤に憧れているのに、デキちゃった婚じゃ、どうすればいいのか」と困惑気味。高藤は豪快な投げ技とやんちゃキャラが持ち味で、柔道人気復活へ向けた期待の星。世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)2連覇だけではなく2016年リオ五輪でも金メダル候補だけに、日の丸を背負う代表として、より一層の自覚を促した。

 1年8か月後の大学卒業後は吉田秀彦監督(44)率いるパーク24に入社することも決定。とにかく、何かと話題をふりまく高藤の今後にますます注目が集まりそうだ。