「きれいな顔でした」元講道学舎会長・中山美恵子氏が古賀稔彦さんと対面

2021年03月24日 21時29分

中山氏(左)と在りし日の古賀さん
中山氏(左)と在りし日の古賀さん

 柔道のバルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストで“平成の三四郎”こと古賀稔彦氏が24日朝に53歳で死去したことを受けて、講道学舎では会長を務めていた中山美恵子さん(78)が川崎市内の古賀塾前で報道陣の取材に応じた。

 古賀氏を中学時代から知る中山さんは「練習が終わってからも、道場の鏡の前で1時間くらい、お兄ちゃんと(居残り練習を)やっていた。24時間が柔道だった」と振り返った。

 またバルセロナ五輪直前に左ヒザを負傷した古賀氏に対し、講道学舎の創始者の故横地治男理事長から「人間の勝負をしなさい。片足ででも勝負をしなさい」と厳命されたことも明かした。

 続けて「普通、ケガで練習もできない人間に対して『なんで?』と思うところ。でも理事長も『古賀だったら自分が言わんとすることの精神が理解できる』と確信してたんだと思う。古賀君もきちんと理解した。深く理解できる天才だと思います」と、しみじみ語った。

 この日は悲しみの対面となったが「痛みで顔がゆがんでないかと心配したけど、きれいな顔でした」と語り、道場を後にした。

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