柔道敗因「遅すぎた代表選考」

2012年08月07日 18時00分

 男女合わせて金メダル1個と惨敗したロンドン五輪の柔道日本代表が6日帰国し、首脳陣が敗因について語った。

 成田空港での会見の冒頭、全柔連の吉村和郎強化委員長(61)は「誹謗中傷はやめてほしい。ほめて育てることをお願いしたい」。五輪初の金メダルなしという不名誉な記録を作った男子の篠原信一監督(39)は「合宿のあり方、代表が決まるまでの大会のあり方を考えなければいけない」と語った。

 今回の代表選考会は5月に開催。代表決定から本番まで2か月しかなかった。「代表選考が3月末ぐらいなら強化に余裕があったんじゃないか」(吉村強化委員長)。4年後のリオ五輪に向け、日程の見直しを図る。

 また、海外勢が組み手で袖口に手を入れてくることにも言及。禁止事項となっているが「平気でやってくる。どう対策するか大きな問題」(同)。ビデオを作成し、審判団に反則を取るよう求めたが、ほとんど効果はなかったという。