世界女王・松本薫は「野獣の目」

2011年01月10日 14時00分

 女子柔道57キロ級の世界女王・松本薫(23=フォーリーフジャパン)が、今年最初の国際大会「マスターズ」(15日~、アゼルバイジャン)に向けて“野性味”に磨きをかけている。

 各階級で世代交代が進むなか、昨年の世界選手権、グランドスラムを制して安定した強さを見せている松本。6日に公開された強化合宿では「試合ですぐにアツくなる性格を直したい。柔道になると集中し過ぎて周りが見えなくなるんです」と話したが、その強さの裏には意外な理由があるという。
 帝京大の元同級生が明かす。「数年前にハクビシンを拾ってきたんですが、それが全然なつかないらしいんです。この前も『またかまれた』とぼやいていましたから。でも、そうやって野性の勘を磨いているのではないですかね」

 ハクビシンとは、ネコ目ジャコウネコ科に属する動物。主に東南アジアから中国南部にかけて分布し、日本にも生息する。農作物への被害が報告されており、人間に対して凶暴な一面を見せることもある。この同級生によると、ハクビシンをペットとして飼っている松本が「知らず知らずのうちに動物的な攻撃のタイミングを体得しているのでは」というのだ。

 恩師でもある帝京大の稲田明監督(64)は「あいつは野獣の目をしている」と指摘していたが、あながち的外れではなかったようだ。