山下泰裕氏が猛ゲキ!男子柔道100キロ級奮起せよ

2014年04月12日 16時00分

山下副会長のゲキは届くのか

 全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(56)が世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)の枠返上が浮上している男子100キロ級に奮起を促している。

 日本の100キロ級は全日本の井上康生監督(35)ら複数の世界王者を輩出してきたが、近年は国際大会で低迷が続き、強化委員会の意向で世界選手権に代表を送らない可能性がある。

 世界選手権では階級にかかわらず合計9人まで選手を派遣することができ、よりメダル獲得の可能性が高い階級の代表を増やせるメリットがあるからだ。

 世界選手権の代表選考を兼ねた全日本選抜体重別選手権(5、6日)でも試合後、100キロ級の代表は選出されなかった。これは同じ選考大会の全日本選手権(29日、東京・日本武道館)の結果を加味するためだが、井上監督は「驚きっていう意味ではそこまでなかったのかな…」と総合的なインパクト不足を嘆いた。

 ただ、全日本の活躍によってはまだ選出される可能性はある。その最低条件は何なのか。山下副会長は「全日本で内容を残した上でのベスト4。僅差の内容だったり、ライバルが脱落したとかはダメだよ」と明かした。対象は体重別に出場した選手で「可能性は少ないと思うけど、奮起して大暴れしてくれれば可能性はあると思う」とゲキを飛ばした。

 体重別に出場した8人のうち、全日本に出場するのは優勝した熊代佑輔(25=ALSOK)ら5人。

 果たして、ニッポン柔道伝統のたすきをつなぐことができるか。