【柔道・代表決定戦】敗れた丸山「僕の柔道人生は終わっていない」と精進誓う

2020年12月13日 18時33分

代表決定戦で阿部一二三(左)に敗れた丸山(代表撮影)

 柔道の東京五輪代表14階級で唯一決まっていなかった男子66キロ級代表決定戦が13日、東京・講道館で行われ、阿部一二三(23=パーク24)が丸山城志郎(27=ミキハウス)との延長戦と合わせて24分以上に及ぶ死闘を制し、東京五輪の出場切符を手にした。

 敗れた丸山は、試合後のインタビューエリアで感想を問われると、約15秒の沈黙の後、言葉を絞り出した。

「こうやってコロナの中でなかなかスポーツ界が前に進むことができない時期でも、僕はひたむきにやってきました。自分を信じて、妻を信じて毎日稽古、トレーニングしてきて、感謝の気持ちでいっぱいです」

 試合については「あっという間でした。結果は出ましたけど、自分がやってきたことは全て出し切れました」。阿部については「ここまでに期待的、精神的に強くなれたのは、僕だけの力ではない。阿部選手の存在があったからここまでこれた。成長できたのも彼の存在があったからなのは間違いない」と語った。

 過去、直接対決で4勝3敗と勝ち越していたが、勝負が決まったのは一瞬の技の応酬。阿部の大内刈りを小外刈りで返そうとしたが、圧力に屈した。「見ての通り、投げられたなという感覚はあった」と敗戦を受け入れた。

 阿部との代表争いはひとまず決着した。だが丸山は「まだ僕の柔道人生は終わっていない。これからもあきらめず前を向いて、もっと精神的、肉体的にも強くなれるよう、精進していきます」と力強い言葉で締めた。