【柔道】阿部詩 母校の入学歓迎式に出席 ピカソの名言で新入生励ます

2020年11月15日 16時16分

歓迎の辞を送った阿部詩

 東京五輪柔道女子52キロ級代表の阿部詩(20)が15日、日体大2020年度入学歓迎式に在学生代表として出席し、新入生に向けて歓迎の辞を送った。

 同式は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で春の入学式が中止となったため「新入生を歓迎したい」という強い思いから挙行。例年3000人以上が集まるホールに、約900人と人数を制限し、手指の消毒、マスク着用を義務付け、国歌や校歌の斉唱も自粛するなど、徹底した感染対策にて行われた。

「入学歓迎式」ということで普段着の上に同大のTシャツを着こんだ新入生の中、スーツ姿で登場した詩は、コロナ禍の時期に入学した1年生の不安をおもんぱかった上で、画家パブロ・ピカソの「できると思えばできる。できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である」との言葉を引用。

 続けて「私も五輪が延期になり、金メダルという目標が達成できずに複雑な思いでしたが、決してあきらめることはしません。皆さんも貪欲に前進を続けてください」と結んだ。

 式後には出場を希望していた12月のグランプリ・ザグレブ大会(クロアチア)が中止となったことについて「気持ちを整えていたのでショックだったが想定はしていた。次の大会に向けて準備をしていきたい」と心境を吐露。次戦は未定としながらも先を見据えた。