【スポーツ情報局】柔道担当記者 12月11~12日にやる予定だった柔道のグランドスラム(GS)東京大会の中止が22日(日本時間23日)に正式に発表になりました。

 デスク もともと国際柔道連盟(IJF)は18日(同19日)の時点で開催を断念する方針を固めていたから、まあ既定路線か。でも、そうなるとあの対決はどうなるんだ?

 記者 丸山城志郎(27=ミキハウス)と阿部一二三(23=パーク24)が争う男子66キロ級の東京五輪代表最終選考の件ですね。予定通りワンマッチでやるようで、全日本柔道連盟(全柔連)の中里専務理事は「GS東京が予定されていた時期での開催を予定しております。両選手が最高の状態で試合に臨めるよう、そして柔道ファンの皆様に熱戦をお楽しみいただけるよう、会場や開催日など様々な角度から検討を進めてまいります」とコメントしています。

 デスク まあ2人だけで1試合っていうことなら何とかできると思うけど、また延期なんてことはないの?

 記者 金野潤強化委員長は「中止になった場合のことも視野に入れてきていました。基本的にはGS東京の初日(12月11日)。今のところは大きく変わることは考えていません。本人たちは『年内に決めてしまいたい』ということだったので、そこはずれることはないと思います」と言うので、それは大丈夫だと思います。

 デスク とはいえ、冬に向かってコロナ禍がどうなるかなんて誰にも分からないからな。まだまだ何が起こるか分からないぞ。