国際柔道連盟(IJF)は22日(日本時間23日)、12月11~13日に東京・代々木第一体育館での開催を予定していたグランドスラム(GS)東京大会を中止することを発表した。

 新型コロナウイルスの感染状況を考慮したことが理由で、IJFのビゼール会長は「今の状況で最も重要なのは選手と我々のスポーツの安全を守ること。全ての関係者と調整しながら、可能な限りの努力を続ける」とのコメントをホームページに掲載した。

 一方で、新型コロナウイルスの影響で中断されている主催大会の再開初戦となるGSブダペスト大会は、ハンガリー政府が開催決定の判断をすれば、10月23~25日に開催される見込み。

 また来年1月11~13日にはカタールで、世界ランキング上位者で争うマスターズ大会を実施することを確認した、と発表した。