小川直也氏が緊急提言 「全日本体重別選手権」は全員PCR検査しないなら中止すべき

2020年09月15日 11時30分

小川直也氏

“元暴走王”が新型コロナウイルス禍で柔道界に緊急提言だ。

 全日本柔道連盟の中里壮也専務理事がオンラインでメディア対応し、講道館杯全日本体重別選手権(10月31日、11月1日、千葉ポートアリーナ)でのPCR検査の実施について「検討している」と現状を述べた。ただ考えられている検査対象は約260人の選手だけ。これに対して、バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの小川直也氏(52)は「検討するのはいいけど、選手だけ受けさせればいいっていう問題じゃない。いい見本になるような形をとらないといけないのに、それで本当に安全が確保できるのか」と疑問を口にした。

 同じコンタクトスポーツの大相撲では、日本相撲協会が場所前に行司などを含めた全協会員を対象に抗体検査を実施。プロ野球やJリーグも定期的に検査を行っている。プロスポーツ団体の興行と、五輪スポーツ団体の無観客大会では使える資金に違いがあるが「一つの大会がコケたらもうダメなんだから。予算的な問題で検査を後回しに考えてるなら(大会を)やんないほうがいい」と、大会関係者全員の検査実施を訴えた。

「一番のコンタクトスポーツなんだから、協会が選手を守らないといけない」と言う元暴走王の“魂の叫び”は受け止められるのだろうか。