回復遅れる中矢「焦っている」

2012年06月27日 18時00分

 ロンドン五輪柔道男子73キロ級で金メダルを狙う中矢力(22=ALSOK)が、ケガからの回復遅れに戸惑いを見せている。
 東京都内で行われている男子代表強化合宿は26日に練習を公開。それぞれが激しいメニューをこなしたが、中矢は浮かない表情。5月の全日本選抜体重別で右肩と右ひじを故障し「今までの中で一番自分に影響しているケガ。こんな長いのは初めて。試合まで1か月しかないのですごく焦っている」と話した。

 寝技を得意とする中矢だが、寝技に移行するまでの立ち技練習も重要。だが、負傷箇所に影響する投げ技もあり、練習に制限が出ているという。「とりあえず、今の状況では勝てると思えない。早くコンディションを上げていきたい」とイライラが募るばかりだ。

 篠原信一監督(39)は「そんなに心配することはない。練習はできている。背負いでパシって投げる選手でもないし、背負いにこだわらずやってもらいたい」とゲキを飛ばす。金メダル獲得には〝ポジティブ思考〟も必要となりそうだ。