全日本柔道連盟(全柔連)の金野潤強化委員長(53)は31日、今秋で任期満了となる日本男子の井上康生監督(41)の任期を1年延長する意向を明らかにした。東京五輪が来年7月23日に開幕となったことを受けてのもの。

 金野氏は「理事会で決定するが、個人的には継続願いたい」と語り、「監督もそうだが、他のメンバーも含めて強化に当たってほしい。井上監督本人も使命感を持っている」と続投の意欲を確認したという。

 井上監督は2012年11月に就任。全柔連の規定では代表監督の任期は最長で2期8年と定められているが、4月中旬に行われる理事会で承認されれば、現行体制で変わらず五輪に臨むことになる。