【世界柔道】女子団体が意地の金

2013年09月02日 16時00分

【ブラジル・リオデジャネイロ発】柔道の世界選手権7日目(マラカナジーニョ体育館)、男女団体戦が行われ日本女子は決勝でブラジルを3―2で破り、今大会唯一の金メダルを獲得した。


 個人戦での悔しさを、最後の戦いにぶつけた。ロシアとの1回戦は、4試合で一本勝ち。準々決勝のカザフスタン戦、準決勝のオランダ戦をともに5―0で完勝した。勢いに乗って迎えた決勝の相手は地元・ブラジル。完全アウェーの戦いを強いられた。


 互いに2勝で迎えた大将戦。勝った方が優勝という重圧のなか、意地を見せたのが78キロ超級銅メダルの田知本愛(24=ALSOK)だ。相手は今大会銀メダルのマリア・アルサマン。銅メダルに終わった自らの悔しさを晴らすためにも、そして副将戦で惜敗した妹の田知本遥(23=同)のためにも負けられなかった。最後まで攻めの姿勢を見せ、指導の差で優勢勝ち。日本に女子では今大会初の金メダルをもたらした。「団体戦では絶対に金メダルが取りたかった。良かった」(田知本)と安堵の表情。苦しんだ大会を最後に好成績で締めた。


 また、男子は負傷者がいたため、4人で試合に臨んだ。準々決勝でウズベキスタンに2―3で敗れたが、敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦に出場。韓国を4―1で下し、11年大会に続く銅メダルを死守した。