1年1か月ぶり復帰の松本薫 敗戦にもショックなし

2013年09月02日 16時00分

準決勝で玉置桃(右)に敗れた松本

 ロンドン五輪女子57キロ級金メダリストの松本薫(25=フォーリーフジャパン)が、全日本実業柔道個人選手権大会(8月31日、兵庫)で1年1か月ぶりに試合復帰した。

 

 準決勝でまさかの敗退となったが、昨年11月に右ヒジの手術を受けてから長期の休養明け。松本も「(負けて)五輪からのプレッシャーがなくなり楽になれる。これで『また強くなれる』という気持ち」とショックの色はなかった。

 

 休養している間、女子柔道は暴力・パワハラ問題などスキャンダルが明るみになった。日本のエースはこの騒動をどう見ていたのか。「子供たちに夢を与えるのが、私たち選手の役目。一人でも柔道を諦めてしまう子がいるのではないか…と不安でした。試合に出ることによって、少しでも夢を与えられるような選手になれれば」(松本)

 

 素顔は“不思議ちゃん”キャラで知られる松本が、さすがに真剣に将来を心配していた様子だ。