【柔道】48キロ級・渡名喜 絶対女王に「3度目の正直」なるか

2020年03月05日 16時40分

高藤直寿(左)と渡名喜風南

 女子48キロ級で初の五輪代表に選出された渡名喜風南(24=パーク24)は都内のパーク24本社で行われた会見で「自分のベストな状態に持っていけるよう、体の調子を見ながら本番を迎えたい」と静かに闘志を燃やした。

 48キロ級はかつて谷亮子氏が五輪2連覇を果たしたニッポン柔道伝統の階級。だが2004年アテネ五輪から金メダルは取れておらず、現在は世界選手権2連覇のダリア・ビロディド(19=ウクライナ)が“絶対女王”として君臨している。

 渡名喜は昨年、一昨年と世界選手権決勝で苦杯をなめさせられた。172センチの長身を生かした柔道を展開するビロディドに対し、渡名喜の身長は148センチ。体格差はいかんともしがたいが「メンタル面をコントロールできれば、どこかでチャンスは生まれる」とリベンジに虎視眈々だ。

 所属で女子担当の園田隆二監督(46)も「(試合を)ビデオで何度も見たが、いろいろな有効なところが見受けられた。冷静になってそういった部分を突き詰めていければ、勝つ機会も大きくなると思う」と自信を見せる。「3度目の正直」となるか。