23日に終了したグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会男子60キロ級で優勝したリオ五輪銅メダルの高藤直寿(26=パーク24)は“金言”の拝借を宣言した。「今までより五輪への気持ちが強く、体が動いた」と大会を振り返り、27日の強化委員会についても「ドキドキした気持ちだが、楽しみ」と心待ちにしている。

 今後は地力アップを目指すが、そのために「(大野)将平先輩を見習いたい」と金メダリストからヒントを得るつもりだという。「トレーニングや戦う姿勢、あとはどうしたら金メダルが取れるか。普段は聞かないが、これからはどんどん聞いていきたい」。長い準備期間を最大限に生かし、さらなる進化を狙う。