【柔道】阿部詩に恩師がエール「敗戦を糧に」

2020年02月18日 16時40分

阿部一二三と詩(右)は揃って気合のガッツポーズ

 女子52キロ級で世界選手権2連覇の阿部詩(19=日体大)が、高校時代の恩師から“緊急エール”を送られた。

 詩を指導した夙川学院高の松本純一郎監督(51)は、昨年11月のGS大阪大会決勝でアマンディーヌ・ブシャール(24=フランス)に敗れて2位に終わったことについて「やはり勝った人間が強いということ。そう思うとまだまだ未熟だった」と前置きした上で「(敗戦が)振り返るいいチャンスになったのでは。これで(東京)五輪の優勝に一歩も二歩も近づいたと思う」と“成長の糧”となったことを強調した。

 詩は代表権を確実なものとするためにGSデュッセルドルフ大会に出場するが、ここでブシャールと再戦の可能性もある。松本監督は「弱さを再認識し、改善するように努力する子。しっかり二つ持って(両手で組んで)相手を投げて、試合を終わらせる。この本来のスタイルに原点回帰したんじゃないかと。同じ結果にはならないと思う」と断言した。

 ドイツ出発前に詩も「(GS大阪の)決勝の試合は何回も見て、悪かった点というのをやってきた」。さらなるパワーアップに成功したようだ。