【柔道】阿部詩 兄・一二三と“きょうだいV”狙う

2019年11月21日 17時36分

男子選手を関節技で攻め立てる阿部詩

 柔道の五輪代表選考会であるグランドスラム(GS)大阪大会(22~24日、丸善インテックアリーナ)に臨む日本女子代表が21日、調整練習を公開した。

 今夏の世界選手権で2連覇を果たした52キロ級の阿部詩(19=日体大)は「この大会に向けてしっかり練習してきた。苦しい時に気持ちで負けないよう、自分の柔道を100%出したい」と力を込めた。

 世界女王が今大会も制すれば、五輪切符を手にする可能性が高い。詩は「五輪を目標にしている自分にとって、一番大切な試合になる」とした上で、「もう1年を切っているので、人生を懸ける思いで取り組みたい」と覚悟を語った。

 五輪に王手を懸けている詩に対し、男子66キロ級の兄・一二三(22=日体大)は、世界選手権で丸山城志郎(26=ミキハウス)に敗れて、代表争いで崖っ縁に立たされているが「兄の強い思いは一緒に練習してきて分かっている。2人で優勝して『どうだ、見たか』とアピールしたい」と昨年の世界選手権以来となる、きょうだいVを誓った。