【柔道】丸山城志郎 右ヒザの状態6~7割でも不安なし「勝つことが進化になる」

2019年11月20日 18時13分

 柔道の五輪代表選考会であるグランドスラム(GS)大阪大会(22~24日、丸善インテックアリーナ)に臨む男子代表が20日、都内で調整練習を公開した。

 今夏の世界選手権男子66キロ級で、3連覇を狙っていた阿部一二三(22=日体大)を準決勝で破り、優勝した丸山城志郎(26=ミキハウス)は「勝つだけではなく、内容にもこだわる。自分の柔道を貫き通したい」と意気込んだ。

 世界選手権の阿部戦で痛めた右ヒザの状態は「6~7割ぐらい」の回復具合だが「こういう状況でも勝ち切ることが、また進化になる」と意に介さない。

 丸山は、世界選手権に続いてGS大阪を制し、強化委員会の3分の2の賛成を得られれば東京五輪代表に決定する。現在3連勝中の阿部とは今大会で対戦の可能性があるが「それは全く頭に入っていない。自分の道を進むだけ」と自然体で臨むつもりだ。

 一方、代表争いで崖っ縁に立たされた阿部は「自分の柔道を100%出し切って、しっかり勝ち切るしかない」ときっぱり。続けて「世界選手権で負けた悔しさを晴らすには(ここで)一回勝つだけじゃなく、五輪に出て、金メダルを取らないと晴れない」と、女子52キロ級で五輪代表に王手をかけている妹・詩(19=日体大)との、アベック五輪金メダルへ、一歩も引かない決意を語った。