谷亮子氏「全柔連会長就任」の可能性は?

2013年06月28日 11時00分

 24日の全柔連・臨時理事会で、田辺陽子氏(47)、北田典子氏(46)とともに、女性初の理事に就任することになった五輪2大会連続金メダリストで参議院議員の谷亮子氏(37)は、メラメラと闘志を燃やしている。

 関係者によると、1週間ほど前に全柔連から理事要請の連絡が谷氏本人にあったという。谷氏は「お引き受けします!」と快諾。再び柔道に携われることになり、大喜びだという。

「柔道界にまん延する誤解を解いて、より発展させるためには亮子の力は必要でしょう。むしろ積極的に協力すると言っていた。まあ、今やるのは火中の栗を拾うようなものだが、何十年も柔道界にお世話になったので、その恩返しをするいい機会でもある」とは谷氏に極めて近い関係者。

 ただ、柔道界の一連の問題は根深い。谷氏の知名度は抜群だが、理事になったからといって、どこまで改革できるのか。同関係者は「全く問題ない」と断言する。

「亮子が(元女子日本代表の)園田隆二前監督から暴力行為は一切なかったと言ったことがあるが、あれは本当。(シドニー、アテネ五輪時の監督で前強化委員長の)吉村和郎氏からもない。というのも亮子は人の何倍も練習するし、結果も出したから誰も怒れないんだよ。亮子が率先して猛練習すれば後輩だって猛練習せざるをえない。暴力の問題が出てきたのは亮子が現役を辞めた後のこと。緊張感が緩んだことが原因」

 つまり、再び理事として柔道界に戻ってくれば、現場が引き締まり、良い効果が生まれるというのだが…。ちなみに、喜んで理事を引き受けた谷氏は、ゆくゆくは“女性初の全柔連会長”も狙ってたりして? そのことについて同関係者は「(講道館創設の)嘉納家がいるからねえ」とやんわり否定した。“谷理事”の手腕が注目される。