【柔道世界選手権】男女混合団体3連覇

2019年09月01日 23時36分

男女混合団体戦で3連覇を果たした日本

 柔道の世界選手権最終日(1日、東京・日本武道館)、男女混合団体戦で日本がフランスを下し3連覇を果たした。

 初戦の韓国戦は1番手の村尾三四郎(19=東海大)が試合終了間際に得意の大内刈りで一本を奪って先制し、流れを引き寄せ、4―0と快勝し4強に進出した。準決勝のブラジル戦では、女子57キロ級の芳田司(23=コマツ)が登場。個人戦準決勝の再戦となったライバルのリオ五輪女王ラファエラ・シルバ(27=ブラジル)との試合は延長までもつれたが、寝技で一本を奪って返り討ちに成功。チームの2戦連続ストレート勝ちに貢献した。

 日本に次ぐ3個の金メダルを獲得した柔道大国フランスとの決勝は、一進一退の攻防となった。1―1の場面で男子73キロ級金メダリストの大野将平(27=旭化成)が圧巻の強さを見せつけて一本勝ち。流れが日本に傾き、続く新井千鶴(25=三井住友海上)も一本勝ちで優勝に大手をかけた。フランスも粘ったが、最後は浜田尚里(28=自衛隊学校)が得意の寝技で試合を決めた。

 まさに有終の美を飾ったが、来年の五輪に向けて不安もある。全日程を終えて金5個、銀6個、銅5個の計16個のメダルを獲得したが、金メダルは前回大会より2個減、総数でも1個減の17個と満足のいく結果を残すことができなかった。全日本柔道連盟の山下泰裕会長(62)も「なかなか日本の選手に柔道をさせてくれなかった」と危機感を募らせた。