【柔道世界選手権】男子100キロ級・ウルフ銅 五輪内定へ“逆襲”だ

2019年08月31日 16時30分

ウルフは銅メダルにも渋い表情

 東京五輪プレ大会の柔道世界選手権第6日(30日、東京・日本武道館)、男子100キロ級は、2017年王者で4月の全日本選手権を制したウルフ・アロン(23=了徳寺大職)が銅メダルだった。

 昨年と同じ準々決勝で落とし穴が待っていた。昨年覇者の趙グハム(27=韓国)を攻めあぐねて延長に入ると、一瞬の隙を突かれての一本背負いで技ありを取られ万事休す。敗者復活戦では本来の力を発揮し、3位となったものの、時すでに遅しだ。昨年5位の悔しさを胸に、覚悟を持って臨んだはずのウルフは「金メダルを目指していたので悔しい。この経験を来年に生かしたい」と無念そうに振り返った。

 4月には悲願だった、体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権のタイトルを奪取。今月18日には結婚していたことをテレビ番組で報告した。内助の功を得たウルフが目指す「柔道界3冠」(五輪、世界選手権、全日本)には残すところ五輪金メダルのみだけに、今回優勝して五輪代表内定への第一歩を踏み出したいところだったが…。“逆襲のウルフ”に期待するしかない。