【柔道世界選手権】田代未来は2年連続銀「まだ弱いなって感じた」

2019年08月28日 21時34分

アグベニュー(手前)に敗れ準優勝に終わった田代未来

 柔道・世界選手権4日目(28日、東京・日本武道館)、女子63キロ級の田代未来(24=コマツ)は大会2連覇中のクラリス・アグベニュー(26=フランス)に敗れ、2年連続の準優勝に終わった。

 4度目の世界選手権で悲願の初Vを目指す田代は、初戦から3試合連続の一本勝ち。準決勝はリオデジャネイロ五輪金メダルのティナ・トルステニャク(29=スロベニア)を破り、決勝へ駒を進めた。

 昨年と同じカードになった絶対女王との決勝戦は、一進一退の攻防となった。お互いに足技を中心に仕掛けるも、4分間で決着はつかず、試合はゴールデンスコアに突入。次第にアグベニューの足が止まるようになり、流れは田代に傾いたと思われた。しかし、11分11秒、アグベニューが払い巻き込みで技ありを奪い、激闘に終止符を打った。試合後に抱き合って健闘をたたえ合うほど、白熱した一戦だった。

 田代は「たくさんの人の応援が背中を押してくれた。本当に力に…」と声を詰まらせながら、応援してくれた観客に感謝の気持ちを伝えた。

 一方で、打倒アグベニューを目標に練習を積み重ねてきただけに「まだ弱いなって感じた」と悔しさをにじませた。ただし、最大の目標は、5位に終わったリオ五輪の悔しさを東京五輪で晴らすこと。本番まで、もう1年ある。「また必ず武道館に戻ってきたい」と話した田代には、金メダルを手にする来年の自分が見えているはずだ。