柔道世界選手権男子90キロ級代表の向翔一郎(23)が17日、所属のALSOK「スポーツの夕べ 2019」に出席。グランプリ・ブダペスト大会の1回戦で左足中足骨を骨折していたことを明らかにした。帰国後診断を受けて発覚。約1か月後に大一番を控えながら痛い故障だが「自分は普通の人間ではないので、回復が早い。親に感謝します。普通が1か月ぐらいだったら1週間くらいで治します」と悲壮感はまるでなし。“柔道界の異端児”は「1回戦で折れたのに普通にやれていたので、痛くても勝てます」と力を込めた。