【柔道】向が反省 ”ケガの功名ならず”

2019年07月17日 16時30分

向は“ケガの功名”とならず、反省を口にした

“ケガの功名”も…。柔道のグランプリ・ブダペスト大会を終えた全日本選手団が16日、成田空港に帰国した。

 世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)男子90キロ級で個人代表に初選出された向翔一郎(23=ALSOK)は準優勝に終わったが、実は1回戦で左足の甲を痛めたという。詳しい検査はこれからといい「畳に足を引っかけて相手のヒザに思いっきり当たった。治るかと思ったが、メチャメチャ腫れてきた」と説明した。

 負傷しながらも決勝まで勝ち進んだことについては「逆にケガしたことで集中できたのかな」と分析。決勝の相手は昨年の世界王者ニコロズ・シェラザジシビリ(23=スペイン)だったが「勝てると思っていたので、もったいなかった。じっくりいけば勝てた。弱さというか、悪いクセが出た」と唇をかんだ。出発時に今大会のテーマを「我慢の柔道をすること」と語っていただけに、ケガによる集中力をうまく生かすことはできなかった。

 とはいえ、報道陣の前には女子78キロ超級の朝比奈沙羅(22=パーク24)の肩を借りて登場。これは向のご愛嬌で、ケガのことをいじってきた男子100キロ級のウルフ・アロン(23=了徳寺大職)を追いかけ回すなど、元気がありあまっている様子だ…。ただ世界選手権まで1か月あまり。これからの調整にもかかわってくるだけに、ケガの具合が気になるところだ。