柔道・向翔一郎 同郷の朝乃山&八村塁の活躍に発奮

2019年07月10日 18時14分

ブダペストに出発した向

 柔道の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)男子90キロ級で個人戦代表に初選出された向翔一郎(23=ALSOK)が10日、グランプリ・ブダペスト大会(12〜14日、ハンガリー)に向けて成田空港を出発した。

 向は「今のままでは勝てないという焦りがある。自分の課題を一個でも克服したい」とテーマを語った。課題はズバリ“我慢の柔道”だ。5月のグランドスラム・バクー大会では我慢ができずに2回戦敗退。「組み手を妥協しない、技を単調にしないということも含めて、課題に向かってやるのが大事」と気を引き締める。

 4月の選抜体重別選手権を制した後は「気持ちが乗らない部分があった」というが、大相撲5月場所で初優勝を果たした幕内朝乃山(25=高砂)や、NBAで日本人初のドラフト1巡目指名でウィザーズに入団した八村塁(21)と、同郷・富山出身の2人の活躍を目の当たりにし「すごいなと。地元にそういう人がいるのは頑張れるし、負けたくない」とモチベーションもアップ。「世界選手権で優勝するために、出て意味のある試合にしたい」と力を込めて旅立った。