【柔道グランプリ】原沢 復帰リネールに完敗

2019年07月08日 11時30分

【カナダ・モントリオール7日(日本時間8日)発】柔道のグランプリ・モントリオール大会最終日、世界選手権代表で男子100キロ超級の原沢久喜(27=百五銀行)は五輪2連覇、世界選手権8連覇中のテディ・リネール(30=フランス)に延長の末に敗れ、優勝を逃した。

 2016年リオデジャネイロ五輪決勝で敗れて以来の対戦。当時はリネールが序盤に2つの指導でリードし、そこから原沢の猛攻を逃げ切って勝ったが、消極的な姿勢に批判が噴出。審判がリネールに指導を与えるのが遅かったという意見も出るなど、物議を醸す一戦だった。

 再戦を熱望していた原沢だったが、奥襟をつかむシーンこそあったものの、技に入れない。リネールも昨年の世界無差別級選手権以降は実戦から離れていたことも影響してか、全盛時の体のキレが見られず、こう着状態のまま延長に突入した。延長1分3秒、リネールの強引な大外刈りに原沢が崩されて技あり。ゴールデンスコアで決着した。

 その他の日本勢は、男子90キロ級のベイカー茉秋(24=東海大)、女子78キロ級の浜田尚里(28=自衛隊)、女子78キロ超級の朝比奈沙羅(22=パーク24)が優勝した。