【柔道】原沢久喜 リネールの復帰にも冷静なワケ

2019年07月04日 16時30分

カナダに出発した原沢

 今回は間違いない? 柔道の全日本選手団が3日、グランプリ・モントリオール大会(5~7日、カナダ)に向けて成田空港を出発。世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)男子100キロ超級代表でリオ五輪銀メダルの原沢久喜(27=百五銀行)は「ケガもなく練習を積んでこられた。2月(優勝したグランドスラム・デュッセルドルフ大会)以来の国際大会だが、あの時のようなパフォーマンスが出せれば」と力を込めた。

 先月27日には同級で五輪2連覇中のテディ・リネール(30=フランス)が今大会で復帰するとフランス柔道連盟が発表した。原沢は「(発表を受けて)気合が入ったが、本番は世界選手権、来年の五輪なので、どこで当たっても関係ない。今戦って、どれだけ自分のやってきたことが出せるかというところ」と気負った様子は見せなかった。

 リネールといえばこれまでも大会にエントリーはするものの、結局出場はしない…というパターンが多いことで知られている。今回はフランス連盟が「発表」したということでさすがに出ないとは考えにくいが、原沢が冷静な裏にはそうした事情もありそうだ。

 この日、27歳の誕生日を迎えた重量級のエースは自分へのプレゼントについて「特に考えていない。優勝したら帰りの便をビジネス(クラス)にしようかな」と笑顔。そのために避けて通れないのが打倒リネールだが、果たしてどうなるか。