原沢 鈴木桂治“復帰”でとんだ災難…

2019年06月15日 16時30分

稽古で汗を流す原沢(右)

 最大のライバルはまさかの!? 柔道の男子日本代表が14日、都内の国士舘大学で行った強化合宿を公開。今夏の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)100キロ超級代表でリオ五輪銀メダルの原沢久喜(26=百五銀行)は「ケガなく、体調もいい状態で練習が積めている。外国人選手、審判に対応できるよう稽古に取り組んでいる」と話した。

 全日本柔道連盟が東京五輪の代表選考を早めたことに関しては「できれば今年中に決めたい。その分、準備期間も長く取れるし、出場する大会も絞れる」。リオ五輪金メダルの“絶対王者”テディ・リネール(30=フランス)との“前哨戦”実現の可能性についても「感触を確かめられるし、やってもいいかな」と笑顔で返した。

 一方で奮起を誓う出来事もあった。8日にアテネ五輪同級金メダルで日本男子代表の鈴木桂治コーチ(39)が全日本実業団体対抗大会に“復活”出場。監督を務める国士舘大クラブを優勝に導いた。これに原沢の周囲がざわつき「『鈴木コーチが復帰したけど、オリンピック大丈夫?』と言われた(笑い)」という。

 鈴木コーチは実業団の3部での出場だけに原沢はもちろん「大丈夫」と答えたが、重量級のエースとして「鈴木桂治」の現役時代ほど信頼されていない…ということだろう。周りを心配させないためにも世界選手権で圧倒的な強さを見せ、五輪出場をつかむしかない。