“バブル”満喫です。北海道・旭川市で合宿中の柔道女子日本代表は13日、市内のスキー場で行ったランニングトレーニングを公開。世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)女子52キロ級で2連覇を目指す阿部詩(18=日体大)は「普段と違って新鮮な気持ち。きつかったけど、楽しかった」と振り返った。

 ラントレ後には直径約3メートルの巨大バブルボール「ゾーブボール」を使い、2チームに分かれての紅白戦。詩はゲレンデに着くやいなやボールを見つけ、「あれやりたい!」と目を輝かせたが、念願かない内部に入ると終始爆笑しながら勝負を楽しんだ。

 だがここである“疑惑”も…。相手チームは内部に入る選手が78キロ超級の朝比奈沙羅(22=パーク24)から57キロ級の玉置桃(24=三井住友海上)にチェンジしたが、詩はなぜか交代せず入ったまま。理由は「肩が痛いから(ボールを)押せない」からだという。ただ、前日(12日)は「(肩は)もう大丈夫」と話していたはずだが…。

 いずれにせよリフレッシュできたことは間違いない。本紙にはダブルのVサインを見せて、世界選手権2連覇へまた一歩近づいた!?