復帰戦優勝の阿部詩が帰国 世界選手権へ投げ技に磨き

2019年05月27日 20時01分

帰国した阿部詩

 中国・フフホトで行われた柔道のグランプリ大会で優勝した女子52キロ級の阿部詩(18=日体大)が27日、成田空港に帰国した。

 左肩痛の影響で実戦は昨年11月のグランドスラム・大阪大会以来、約半年ぶり。「急いで試合に合わせた部分があって、自分が思い描いていた技は出せなかったが、優勝できてよかった」とホッとした表情を見せた。

 さしもの阿部も一番練習を積める3~4月が空いてしまったことでの怖さがあり、初戦は硬さがあったというが「負ける気はしなかった」。実際、終わってみれば世界女王の貫禄を遺憾なく発揮し、オール一本勝ちで「自分のやるべきことをしっかりやれば、ケガをしていても大丈夫」とさらに自信を深めた。

 2連覇を目指す世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)に向けては「相手を投げる練習が全くできていなかった。一本を決める練習をしないと試合でも出ないので、この3か月は余計なことを考えずに、投げきることだけを意識してやりたい」と力強く語った。