阿部詩 左肩負傷から半年ぶり実戦へ「自分でいいプレッシャーにできれば」

2019年05月21日 16時00分

リラックスした表情を見せた阿部詩

 柔道の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)で2連覇を目指す女子52キロ級の阿部詩(18=日体大)が21日、グランプリ・フフホト大会(中国、24〜26日)に向けて成田空港を出発した。

 阿部は左肩痛の影響で実戦から離れており、試合は昨年11月のグランドスラム大阪大会以来、約半年ぶりということで「いつもよりは少し不安も緊張もあるが、やるべきことをしっかりやるだけ」と心境を吐露した。試合間隔が半年空くのも柔道人生で初めて。この点に関しては「そういう経験ができたので良かったかなと。自分でいいプレッシャーにできれば」と前向きな姿勢を見せた。

 ケガの回復度は7〜8割で、今も入浴時に背中を洗う際や練習後には患部が痛むという。本格的に稽古を再開したのは今月に入ってからで「あまり練習ができていなかったところから、どういう試合ができるか。最後でパフォーマンスが上がったので、意外と緊張はしていない」と視界は良好だ。

 今年4月から女子大生いうことでパンツスーツ姿で登場した阿部。「黒だと皆と同じでイヤなので」とネイビーを選んだ。裏地のペイズリー柄は兄・一二三(21=日体大)とお揃いだという。「これで作ってるのを見ていてカッコいいなと思って。『マネすんな』って言われました」と兄妹の仲の良さを明かし、笑顔で復帰戦の地へ向かった。