【柔道】向翔一郎 リネール効果でリベンジだ

2019年05月15日 16時30分

帰国した向が再起を誓った

 次こそ見ていろ!? 柔道のグランドスラム(GS)バクー大会を終えた日本代表が14日、成田空港に帰国。男子90キロ級の向翔一郎(23=ALSOK)は4月の全日本選抜体重別を制し、個人では初の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)の切符を手に入れたが、今大会はトルコ選手に2回戦負けを喫した。

 向は「持ち味が出せなかった。外国人が自分の柔道に慣れてきている。自分も外国人にいかに慣れていくか。もっと密度の濃い練習をしていきたい」と猛省した。

 外国人選手に慣れるには実際に組み合うのが一番。先日行われた全日本合宿には男子100キロ超級で五輪2連覇のテディ・リネール(30=フランス)が参加し、向も1回だけ乱取りで胸を借り、“最強”を体感したという。「やっぱりうまいです。引っ掛ける力もそうだし、能力がすごい」

 バクー大会では残念ながらその成果は出せなかったが、今後外国人を相手にするにあたって、最強の男との稽古は必ず生きてくるはずだ。

 そのリネールは合宿時に米総合格闘技イベント「UFC」からの25億円オファーを蹴ったことを本紙に語った。向は「見ましたよー。自分は25億だったら絶対いきます。相手は(ボクシング元5階級制覇王者フロイド)メイウェザー(42=米国)で!」と高笑いで家路に就いた。世界選手権では稽古の成果を発揮してもらいたいところだ。