阿部一二三と丸山城志郎 世界選手権へ静かに火花

2019年05月05日 18時47分

丸山城志郎(左)と阿部一二三

 柔道の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)に出場する男女日本代表が5日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで会見した。

 男子66キロ級で2連覇中の阿部一二三(21=日体大)は「しっかり自分の柔道をして、3連覇を目指す。一本を取りにいく、相手を投げにいくのが自分の柔道。見ている人には、いつ投げるんだろうと楽しみながら見てもらえれば」とアピール。また東京五輪前年ということで「オリンピックにつながる大切な試合。まずは優勝を目標に置いて頑張りたい」と力を込めた。

 今回は同階級のライバル、丸山城志郎(25=ミキハウス)も出場する。4月の選抜体重別選手権決勝では13分を超える死闘の末、惜しくも敗れ、昨年11月のグランドスラム大阪大会でも不覚を取り、現在連敗中の因縁の相手だが「丸山選手とどこで当たるか分からないが、一戦一戦、勝ち上がってしっかり勝ちきるだけ」と必勝を宣言した。

 対する丸山も「勝ち上がれば阿部選手と必ず当たるが、一人の敵であって、倒さないとチャンピオンにはなれない。自分自身との戦いになると思うので、日ごろの稽古で鍛え上げて試合に臨みたい」と静かに闘志を燃やした。