石井慧 柔道代表選考に苦言「一回でいいから加藤先輩を代表選べ」

2019年04月30日 09時36分

石井慧

 北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32)が30日、ツイッターを更新し、29日に行われた柔道の全日本選手権に言及した。

 体重無差別で柔道日本一を争う全日本は決勝で、100キロ級のウルフ・アロン(23=了徳寺学園職)が90キロ級の加藤博剛(33=千葉県警)を破り、初優勝を飾った。

 加藤は奮闘むなしく世界選手権の代表入りは逃した。

 石井はこれに異論を唱えた。「加藤先輩凄くない? いっつも決勝までいってるよ。もともと81の選手やで。一回でいいから加藤先輩を代表選べや」と全日本柔道連盟の強化委員会の選考に疑問を呈した。

 過去、全日本で加藤が決勝まで行ったのは2回だが、3位も2回と上位常連のイメージは強い。さらにロンドン五輪直前の2012年大会では優勝もしている。

 加藤が代表になかなか選ばれない理由は、国際大会での成績が振るわないことが理由とされる。強化委が最も重視するポイントが、加藤にとって一番の課題だ。

 しかし、海外の柔道家からも「なぜ加藤が代表に選ばれないんだ?」と指摘を受けた石井は、中量級の選手ながら100キロ超級の相手を次々と畳に転がす加藤の技術を高く評価。代表入りの価値があることを強調した。