“柔道界の異端児”向翔一郎 初の世界選手権へ「戦いきらないといけない」

2019年04月18日 18時27分

 柔道の全日本男子は18日、桐蔭横浜大学で行った強化合宿を公開。6日の選抜体重別選手権で2年ぶり2度目の優勝を決め、個人では初の世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)の切符を手に入れた90キロ級の向翔一郎(23=ALSOK)は「ずっとなりたいと思っていた。いざ、なってみると大丈夫なのかという心配は多少あるが、戦いきらないといけない」と気を引き締めた。

 時折、繰り出されるビッグマウスや、頭を左右に振るキックボクシングのようなスタイルで相手に向かっていくことから、「柔道界の異端児」と呼ばれる向は、リオ五輪同級金メダリスト、ベイカー茉秋(24=日本中央競馬会)の背中を常に追い続けてきた。今回初めてベイカーを差し置いて代表に選出されたが、「向こうはどう思っているか分からないが、これからも延々と追っていく。下の選手も出てきている」とチャレンジ精神を忘れない。

「世界選手権も自分がこれまで出てきた国際大会と変わらないと考えるようにしている」と語る向。それまでにグランドスラム・バクー大会(5月10~12日)、柔道グランプリ・モントリオール(7月5~7日)、同・ブダペスト(同12~14日)と3試合に出る予定だ。