【柔道】芳田司 ボルダリングで見せた驚異の身体能力

2019年04月18日 16時30分

軽やかに壁を登る芳田。さすが“野獣”の後継者だ(代表撮影)

 他競技トレで才能開花! 柔道の全日本女子が17日、都内で強化合宿の一環として行ったスポーツクライミング・ボルダリングのトレーニングを公開。世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)で連覇を目指す57キロ級の芳田司(23=コマツ)は「全然ダメなんです。手も脚も短いし」と自信なさげに語っていたが、持ち前の身軽さを発揮し次々と完登した。

 この日指導に当たったスポーツクライミング日本代表の小武芽生(21=エスエスケイフーズ)は「クライミングは自重(じじゅう)を支えるスポーツで、柔道も階級分けされていて同じ体重の相手と行うということで、向いているんじゃないかと思ったが、皆さん教えなくてもスイスイ登っちゃう」と驚きの表情だ。
 芳田も「ナショナルトレーニングセンター(NTC)にあるものより登りやすい」と笑顔を見せたが、クライミング代表の安井博志ヘッドコーチ(44)は「NTCのはリハビリ用なので難易度が低くトレーニングにはならない」と“衝撃発言”。低難度のリハビリ用より、本格的な設備の壁のほうが登りやすいとは…。

 さすが引退したロンドン五輪同級金メダルの“野獣”松本薫さん(31)の後継者だけはある!?
 参加選手全員で行ったクライミングコンペでは総合優勝こそ52キロ級の角田夏実(26=了徳寺学園職)に譲ったが、類いまれなる身体能力を見せつけた。世界選手権2連覇の壁も楽々乗り越えそうだ。