【柔道】山口県出身の原沢久喜が三重の百五銀行所属に

2019年03月15日 16時30分

原沢は所属となる百五銀行の上田会長(左)とがっちり握手

 リオ五輪柔道男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(26)が14日、三重・津市の百五銀行で4月1日付で同行所属になると正式に発表した。

「2020年東京五輪での活躍を目指して精進していきたい」と意気込んだが、昨年4月の全日本選手権を最後に日本中央競馬会(JRA)を退社し、柔道界では異例の「フリー」という立場だった。原沢は「この1年は長かったです。その中で得られたものもありますし、すごくいい経験でした」と振り返った。全日本選抜体重別選手権(4月6、7日、福岡)が所属としての初陣になる。

 山口県出身で「三重と縁があるわけではない」という原沢だが、なぜ三重なのか。1年ほど前からオファーしていたという同行の上田豪取締役会長は「21年に三重県で国民体育大会(三重とこわか国体)の開催が予定されている」ことと「アスリートの採用を昨年から順次進めている」の2点を理由に挙げた。

 国体開催県が有力選手を集めることは柔道でも毎年のように行われており、原沢の契約(嘱託)も期間は3年。百五銀行は三重県最大の地方銀行で、原沢の知名度を生かして「自他共栄」といきたいところだ。